キッチンカウンターをDIYしました

今回はキッチンカウンターのDIYです。

わが家は、20畳ほどのLDKですが、アイランドではなくシンクは壁に向かってついているタイプでして

キッチンスペースとリビングを仕切るためにキッチンカウンターを置いてあります。

たしかDinosかなんかで買ったやつ。

買った当初はこんなかんじ。


たぶん、なんか大掃除かなんかであれていますがまあまあ最初はいけていました。

その後15年使う中で引き出しはすべて崩壊するわ、塗装面がはがれるわでもうすっかりボロボロになり

頑張ってはくれていましたがここらで勇退していただくことになりました。

というか、キッチンカウンターを!つくりたかった!ずっと!


というわけで。つくります。


■ 天板選び

まずは一番楽しい天板選びからですね。

わが家のキッチンカウンターは120 x 40 のものを二つ並べて使っていました。

で、ちょっと奥行40ってせまい?かも?もっと広くした方が、存在感あるかも(笑

ということで、240 x 50で作ることにしました。

で、このサイズ。車では運べないのと、材質をちょっとそれっぽいものにしたかったので

今回は通販で天板を購入することにしました。

利用させてもらったのはマルトクショップさん

このページいくと、無垢 or 集成材、木の種類、サイズなどなどを選択できるのですが

ずっと見積金額が下に出ていて、ちょっと変えるとすぐ算出される

パソコンとかのカスタマイズ画面みたいな感じ。とっても使いやすい。

たのしいのは、無垢 or 集成材 を変更してみたりした時の価格の変化と

木の種類を変えたときの値段の変化ですね。

無垢材たけえええ!!集成材やすくみえるぜええぃ

で、今回ですがいつも使ってるタモやらパインやらではなくなんか木目と色合いが

そこまで主張はしないけど、いい雰囲気ででも、キッチンカウンターで使うので

そこまでぬれたり削れたりしてもいいかなと思えそうな素材を検討した結果

カバ桜にきめました。

ちゃんと説明ページも用意してくれていていいサイトだなあ。

結果こんなかんじです

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☆☆ 商品内容とお届け ☆☆

カバ桜 集成材(積層材)フリーカット 四角形 025*0500*2400mm | ◆反り止め:無し | 用途:三方向使用

単価:19,260 円 数量:1 金額:19,260 円

お急ぎ便手数料: 円

送料

単価:3300 円 数量:1 金額:3300 円

現場入れ送料

円 数量:1 金額: 円

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税込金額 22,560 円

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ちょっと値が張るようにもおもいますが、こっから数十年使うつもりかつ

2400mm x 500mm x 25mm

という巨大なやつなので私としては大満足です。

あとはどんな板が来るかドキドキ


■ 板が届く

ドドーン


思ったより白っぽいですがなんか上品な感じ。(自己補正)


■ 設計

さて。天板はこれでいいのですが、下の棚部分を設計せねばなりません。

もともと使っているカウンターキッチンは240cmいっぱいに引き出しやらなにやら収納があるのですが、このほとんどは物を詰め込みっぱなしで整理もしておらず

実質毎日使っているスペースとしては、30cm x 100cm程度なもの

というわけで、天板はサイズを変えませんが棚部分は減築(げんちく?)して

端には分別ごみ箱を新たに購入して設置するスペースとすることにしました。

棚の高さは大体上下ともに30cm程度、奥行きはせっかくなので50cmいっぱいいっぱいとれるようにしました。

柱の数はなんとなく4か所 x 8本 高さは今の棚に合わせて78cm

なので、棚部分?は3か所

240 ÷ 3 = 80

80cmのスペースが3か所ある棚にします。

柱は、色々調べて柱の太さは4x4で行こうと思ったのですがちょっと太すぎだなってことで

60mm角の角材を使うことにします。

となると、柱が全部で4本なので

6 x 4 = 24

240 - 24 = 216

216 ÷ 3 = 72cm

が水平方向の材木?に必要な長さ

こんなかんじ(ざつ)

棚板が2段。うちにはルンバ君がいるので、下段の棚の下には10~11cmほど高さをキープして

下を掃除してもらいます。

ちなみに奥行きは50cmから柱2本分を引くと

38cm


というわけで

78cmの縦の柱 x 8本

72cmの横の柱x  10本

38cmの手前から奥方向への柱 12本

といったんしておくことにしました。


■ 買い出し

というわけで、柱を買い出しにいくわけですが、色々調べたところ、カインズホームはカット費用が10カットまで無料という書き込みを見つけたので、

いつも行っている近所のホームセンターではなくカインズに遠出してみることにします。

※ 結局このサービスは終わってましたが笑

というわけで、カインズにきたわけですが、当初は重いものをささえて長年活躍してもらう

カウンターキッチンだから、広葉樹の木材を使おう

っておもってたのですが、なにせ高いからかない。

そして多分ですが普通の雑魚(失礼)みたいな柱でも

多分いける。そんな気しかしない。

ということで、ホワイトウッド 

ということで、ホワイトウッドの角材にしました。

3150mm だったかな?で

1,780円 x 8本=14,240円

店員さん「1カット80円で、カットが24カットです。」

わたし「えっ!同じ長さのものがおおいからカット回数でいうともっと少ない気が・・」

店員さん「この店舗、角材は手で丸鋸で切るんです・・・」

わたし「・・・・・おねがいします・・・」


というわけで、この店員さんは全く悪くないのですが、この時点でいつも行っているホームセンターのほうが

圧倒的にイケていることに気が付いてしまいました。が。

もう木材を自分で切るのはごめんだ。そして木材がこの数量一度にそろうことはあまりない

ということで、もうおねがいすることにしました。

カット費用

80 x 24 = 1,920円

あとは、木ねじ、取付金具

ネジは木材の7,8割ぐらいの長さがいいとか聞いたことがあったので40mm程度のもの

130本入りを2つ

取付金具はL字のこれが90円だったので40個購入しました。

90 x 40 = 3,600円


■ 骨組み

さていよいよ作り始めます。

まずは、WW(ホワイトウッド)の角材にサンダーをかけます。


これが中身がぎっちりつまってる木材なんで地味にずっしり。

あ、ちなみにカットしてもらった断面ですが


きれいにすべて斜めになっていました笑


まあ致し方なし。いやならサンダーとかで調節するしかないです。


とまあ、どんどんサンダーをかけます。

番手としては#120が余ってたのでまずそれでかけました。

柱になるところなのであまりつるつるにしなくてもいいかなーと。とげが

確実に刺さらないようなある程度のすべすべ感があれば良しとします。

そして、まずは、4つの柱部分をHに組みます。まずは金具の取り付け部分に

線を引いていきます。

今回作るにあたり指金を購入しました。

そして、こんな感じにつけていってー

というかんじですね。

最後は暗くなってきたので屋内で実施しました。

さらに金具をつけて、このH字の柱を連結します。


連結!!


金具を今回は下方向にだけつけたのですが、これだとやはり上方向の接合が甘く

グラグラしました。金具をもう40個かうかな・・と思ったのですがもうたくさんです。

なので、


ドリルで斜め方向にネジ穴をあけてやり、ネジを打ち込みました。

売り物を作る人にはなれないなっていうのがこういうところでよくわかります。


こんなかんじです。

サイズ感としては、カラーボックスサイズの箱を並べるとこんな感じ。

案外広いようで狭いですね

こんな感じで3本目の脚?柱?も付けて行きます。ちなみに組み立ててから図ってみたのですが

下の段の棚が、上下ともに30cm程度となってしまい、これだと今使用している

米櫃などが入らないことがわかりました。

そもそも、6cmの角材を横に寝かせていることがちょっと無駄だなーと思ったので

急遽キッチン側の柱を棚板にするつもりの板と同じ厚みのものにすることにしました。

というわけで、棚板を買いに行くついでに、72cmの横方向の柱の役割も果たす板

を合わせて買います。


奥行50cmなのですが、ホームセンターには50cmのものはなく、60cmを切ろうかなあ

でも高い方の板しかないなーとおもっていたところ、

235mm , 138mm , 63mmの板がありました。

柱の太さがちょうど60mmなので、柱の横に63mmの板をもってきて、

棚の中には235mm, 138mmをならべて敷き詰めればまあいいだろうということで

まあ、こんなかんじです。

柱が60mmなので、赤いところは隙間になるほか。全体で若干の隙間はありますが

まあ、細かいことはいいんです。

さて。

4本目を付けてしまうと全長240cmになってしまい、

リビングまで運び込めなくなる可能性があるので、組むのは柱3本までにし

試しに板をいれてみました。

わるくない。わるくないぞお!(ギニュー)


■ 塗装

さて今回の塗装ですが、以前は急にガラス塗装がしてみたくなったので

浸透性木材仕上げ材tataraというガラス塗料を200ml買ってみたことがありました。

その塗装はまた別の機会に書くとして、今回こそほんとうはこれを使いたかったのですが

なにせ高い。そして今回のキッチンカウンターはでかい。

というわけで、色々調べた結果、今回は



こちらを購入してみることにしました。

これも安くはないのですが

説明を見ると輪染み、熱につよいとのこと。

いろもなかなかいい感じ。

というわけで、

#240でサンダーをかけ、さらに#320でひたすら凹凸がなくなるまで磨いた後

塗装していきます。

木口にもたっぷりぬって、棚板、骨組みにもぬったら

ひたすらウェスで磨く。磨く。磨く。磨く。筋肉痛で死にたくなりますが

磨きます。

そもそも前日のサンダー掛けで相当筋肉痛ですががんばるしかない。

というわけで、今日も暗くなってしまいましたが


骨組みに天板をのせただけで接合はしてないですが

こんな感じになりました。

いい感じになってきました!


■ 仕上げ

いよいよ仕上げです。

あ、ちなみに天板はもともとは当然角はピンピンで送られてくるのですが

※ ショップでは面取りのオプションもあります

角は優しい感じに、#100,#240,#320をつかって丸くして仕上げました。

ふちが丸みを帯びていると高級家具の雰囲気がありますね(貧乏人の発想)

さて、最後の目的地であるリビングに運び込んで

天板と骨組みをねじ止めします。


使ったのはこれ16個と、1.6cmのワッシャー付きのねじ。

この金具がたしか190円ぐらいだったので

190 x 16 = 3,040円

ねじ止めしてる画像がないので

いきなり完成します。

やったー!

天板がつるつるで、いい色で最高です。

やっぱり金かけた一生懸命仕上げた天板は愛着がわきます。


■ 中身をいれてみました

ニトリでボックスなどを買ってきたので

いれています。

Nインボックスとか引出し Nインボックス レギュラー 2段き出しとかです。

じゃじゃーん




こんな感じになりました。


■ 費用

今回かかった費用ですが

天板 22,560

柱の角材 14,240

カット費用 1,920

棚板 4,800

カット費用 300

金具1 3,600

金具2 3,040

塗料 6,600

合計 57,060


でした。

まあ、サイズと機能、天板の材質が集成材であること、プロが作ってないなどを考えると

正直割高かなーとは思いますが、とっても気に入っていて

作ってよかったな!ととても思っています。

いつも思うのは金具とかって一つ一つが安くてもチリツモでたかくなるんだよなあ

ってことでした。


ではまた。


在宅勤務とコーヒーとDIY

首都のはずれでDIYをしながらコーヒー豆をゴリゴリし在宅勤務をしております

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