さて今回は、いよいよ前々からやりたいと思っていた
ダイニングテーブルのDIYになります。
当初からダイニングテーブルをやろうやろうと思ってたのですが
無垢材でやろうと決めていたこともあり、色々木材選び以外のポイントで
失敗をしたくなかったので経験をちょっと積んでからやろうということで
後回しにしてきました。が、まあそろそろやってみようということで今回は
ダイニングテーブルを作ります。
■ 木材選び
今回は、希少?らしい山桜の木の無垢材でつくります。
1枚板ではなく、無垢材のつないだものになります。
大きさは
1450mm x 800mm x 25mm
の天板と
60mm x 60mm x 680mmの角材
4本です
もろもろお値段は以下の通り。今回は無垢材ですし
20年とか使うつもり満々ですので、反り止めもお願いしました。
【国産/限定】山桜 無垢板フリーカット 四角形 025*0800*1450mm | ◆反り止め:通常タイプ | 用途:三方向使用
単価:35,250 円 数量:1 金額:35,250 円
【国産/限定】山桜 無垢板フリーカット 角材 060*0060*0680mm | | 用途:四方向使用
単価:2,610 円 数量:4 金額:10,440 円
単価:1650 円 数量:1 金額:1650 円
税込金額 47,340 円
なかなかのお値段がしますが、山桜の無垢材だし!脚も思い切って無垢材にしました。
わくわくする
■ 脚の取り付け方
さて。脚の取り付け方ですが、我が家では、5人家族なので以下のように
1名がお誕生日席になります。
今まで使っていたダイニングテーブルは、お誕生日席側はテーブルの脚がどーんときてて
人の足が中に入らず、使いづらくなっていました。
なので、今回は脚4本で幕板もなしでひとまず行こうと思いました。
で、色々探していたところ
ペイント工房さんというところで、足を取り付けるための金物を見つけました。
これなら多分若干ぐらぐらすれども、まあ何とかなるんではないか。と。
【中央取り付けタイプ】130mmプレートセット 1,740円 x 4 = 6,960円
■ 塗料
塗料ですが今回は、無垢材ではありますが家族が気にせず食べ物をこぼしたり
水拭きしたり、コップをひっくり返したりできるよう、
tatara撥水セラミックの塗料を使うことにします。
① tatara撥水セラミック専用 輪染み・アク止め 200ml:4,342円
② 浸透性木部用仕上げ材 tatara撥水セラミックオイル:6,111円
このへんです。
■ 木材の開封
というわけで、半月程度ですべてそろいましたので
作業開始。
木材開封の儀です。
角材が一部欠けていますが、どうせ面取りするのでよしとします。
■ 面取りと研磨
マルトクショップさんは、もともと320#で研磨済みの角材が届きます。
高級家具は角が丸い(貧乏人の発想)ので角を丸くします。
今回も角は60#とサンダーで削っていきます。
1辺削ったらすぐ掃除機。これが後々の片づけを楽にします。
サンダー自体も集塵機能がついてるんですが、角の面取りだと効果があまりないので
とにかくすぐ掃除機。(後になるといやになっちゃうし、木材やら緩衝材やらに
めちゃくちゃつくので。
で、面取りした後は、天板以外は320#で再度全体を研磨して下準備は終わりです。
天板のみスポンジを使って水引してから、400#でさらに研磨しました。
■ オイル塗装
天板の表以外は、前回、キッチンカウンターづくりのときに購入した
グロスクリアオイルで塗っていきます。
カバ桜に塗ったときはもっと薄い色になりましたが、山桜に塗ると茶色が濃いですねー
これもまた美しい。
■ 天板塗り
まずは、tatara撥水セラミック専用 輪染み・アク止め をぬります。
実際はこんな瓶でした。
で、まずこれを塗った後、小一時間まちます。まあこれがすごいシンナー臭い
換気必須。
で、そのあと浸透性木部用仕上げ材 tatara撥水セラミックオイルを塗ります。
画像はとりわすれました。
横方向のむら?しま?が一定間隔でありますがこれは何でしょう。
木工所で削りだすときのものなのか木自身のものなのか。まあ、結果としてはこんな感じになりました。
まだ乾ききってないのでもうちょっと色がかわるかもです。
■ 鬼目ナットの取り付け
金属プレートですが鬼目ナットになっています。
こういうのほんとに助かります。
というわけで、1.5mm程度の穴を垂直に開けるべく
プレートを置いて穴の位置に印をつけたりなどします。
今度は垂直に穴をあけます。
垂直に開けるために、垂直ガイドを購入済み!
穴の深さが1.5mmになるように印としてマスキングテープをはっておきます。
で、いざ!とおもったんですよ。そしたら
反り止めがあって・・・・・・
仕方がないので、
これを直置きして
指でおさえるしかない。。
まあ、、結果として垂直が出たかどうかはあやしいですが
進めていきます。
鬼目ナットの頭に六角レンチがはまるようになってますので
こうして。
空けた穴にこうして回せば
こうなります。
■ 脚へのプレート取り付け
今度は、脚にプレートをねじ止めします。
これでも・・向こう側が見えないから、脚の角材に対してまっすぐ真ん中につけるのってどうするんだろう??
っておもったんですが
中心をまず取り付けて、まだきつく締めずに動く状態にして微調整すればいいことに気が付きました。(普通)
中心に点を打っておいて・・
いったん取り付けてから、まだ動くのでまっすぐにする。
で、場所が決まったら、ドリルでネジ穴をあけていくわけですが・・・
これ、木が堅いんですね。力任せにぐいぐい押し付けて穴開けてたら
4つ目の穴で
パキッとドリルが折れました。脚には一生取れないドリルが刺さったままの穴ができました。
そのあとはちょっとずつ掘り進んでは抜いて木くずを払いという作業を慎重に進めてなんとか
ドリルを折らずに済みました。
■ 組み立て
さて、ここまできてしまえばあとは組み立てるだけです。
世代交代する予定のニトリのダイニングテーブルの上で組み立てるという
若干申し訳ない気持ちもありましたが、鬼目ナットを取り付けたところに
ネジを取り付けて締めていきます。
よくわからないのですが、鬼目ナットが浅かったのか、鬼目の向こう側の穴が足りないからか
入っていかないネジが何本かあり、強引に力任せに締めました。
いま考えると、もうすこし穴を深くしてやれば素直に入った気がします。
■ 完成
というわけで、カット済みの木材を使うと早いですね。
完成です。
セラミック塗料を塗った表面ですが、乾いた後に600#でちょっとざらついた場所を
軽くなでる程度で削ったところ、ものすごいすべすべになりました。
今のところ水はじきもすごく、濡れ布巾をおいたままにしても、一瞬毛羽立ちを感じますが
すっと乾いてすべすべになります。
この一瞬の毛羽立ちの理由はよくわかりません。
あと暇だったので、脚と天板の裏も再度600#で削ってすべすべにしておきました。
■ 費用と感想
というわけで、完成しました。
費用としては、
天板、脚の木材 47,340円
金属プレート 6,960円
塗料2種類 4,342円、6,111円
合計 64,753円
でした。
作ってみてわかったのですが、まあ悪くはないのですがやっぱりダイニングテーブルは
もうちょっと天板の厚みがあった方が重厚感があっていいですね。
25mmだと若干軽薄じゃないですが笑 なんでしょう。やっぱりどっしり感がたらない
きがしました。
まあでも、家族も気に入ってくれてますのでよかったです。
ではまた!
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